■人生とは(私たちは何のために生きる)
物心付いた頃から自分で考え行動し、自らの道を選択して誰に言われるでもなく生活していくのが、現代的な人生の形だろう。中学高校などでは進路も選択するし、学校以外の時間は基本的に自分自身で何をするか決めているはずだ。
誰と付き合い、どこに住み、どんな仕事や生活をするか決めているのは自分であり、他人に影響を受けても自由に選択し変えることも変えないこともできるから、結局のところ自らの望みを人生に反映していると言える。
でも思い通りの人生を送っているのは、同じ人間の中でも少数なのかもしれない。希望があっても通らない、理想と現実が違いすぎる、想像以上に色んなことが起こった、知らない世界が広がったなど、誰にもわからない未来が人生にはある。
何も考えずに何も知らずに普通に生きていくことは簡単かもしれない。でも一度きりしかない人生で、自分のしたいこと叶えたいこと、やり遂げたいことは少なからずあるのではないだろうか。
キレイごとでは上手くいかないのが人生だけれども、方向性を見つけやりたいことに打ち込める日常をつくることができたならば、努力によって変えていくことはできると思う。もしそれができないのならば、全ての人は絶望し世の中は崩壊してしまうかもしれない。
人々は希望を持って生きているからこそ、あきらめずに頑張ろうとするんだ。その結果は自分の周りを見ればわかるだろう。豊かで夢に溢れた社会があることに。それを見ていない、見えていないだけと言うことに。
思考は現実化する―アクション・マニュアル、索引つき