何か大きな過ちを犯してしまった時や、取り返しのつかないことが起こった時の、後悔ってありますよね。なぜこんなことになったのか。なぜもっと早く気付かなかったのかと思っていても元には戻らない。さて、その状態を決めているのはなんでしょうか。
■物事の始まり
何か大きな間違いが起こる。気付くのが遅かったなどは、物事が起きて最終的な結果の状態です。人はこの時に事の起こりを知り、重大さに気付くのです。
それがあたかもさっき起こったように錯覚することさえあります。何々さえしなければよかった。何々に気付けば防げた。何々じゃなければ・・・などと繰り返し、後悔だけで状況を冷静に分析することもできない人もいる。
物事はその一瞬で全て決まったのでしょうか。他に原因はなかったのでしょうか。起きてしまったことは仕方のないことではないでしょうか。何かを学びそれをバネに前向きに考えることができるはずですよね。
その出来事から何かを学び取るならば、事の始まりは何だったのかを論理的に考えその「要因」を調べます。その要因を引き起こす原因になった「前提条件」さえわかればそこから「法則」が導き出せます。この三つがベースです。
◆ベースとは何なんだろう・・・