人は何の為に生きて、人生で何をし、何を残していけるのでしょうか。私たちはその答えを見つけられないまま過ごしています。それを知らずしてこのまま生きていくのですか。ちょっとだけ立ち止まって考えてみようではありませんか。
■誰かへ
人は自分のために働いて、お金をもらいそして自分自身へご褒美をだす。自分が食べる為に、自分が生きるために、自分の満足のために何かをしようとして、一生懸命になる。それは自分が自分のためにやっていることですよね。
また人は誰かのために何かをすることもある。子供のために、親のために、友人のために、教え子のために、お客様のために、社会のために、恋人のために、誰かのために何かをするのは良いことですよね。
しかしそれは最終的に自分の為を思ってのことではないですか。自分以外のことを最重要視しているのでしょうか。それは本当に誰かのためになっているでしょうか。この言葉を繰り返して自分に聞いてみてください。
人は自分のために何かをしようとします。そのために誰かのことを気にかけることはありますが、その人のためになっているかは分かりません。一生を終えたとき自分の為にしたことは何も残りません。
相手のことを思ってかけた言葉、未来を思って行う活動、自分たちより後に残る人たち、子供たちとその子供たちへの形を問わない財産など、誰かのために何かを残すことが生きた証となるのです。
◆自分の集めたものは何も残らない・・・