記憶のカケラ、時空の断片、思考の足跡。何かを経験することで、人は何かを学びそして何かを覚える。それは辛く困難な道であるほど、耐え難い逆境であるほど己の力となり、大きな自信となる。
■ただ知るだけでも
人生は上手くいっているときは下り坂で、大変な時は上り坂のようなもの。前に進むには下りの方が楽だが、下りきった時は上るしかない。
物事の始めは上り坂の連続で、覚えることは山のようにあるが、実際に進む距離は苦労の割りに少ないもの。しかしこのときの経験は、今後の進路にとって大きな力となる。
辛いことが続いたり、苦労ばかりだと嘆いていてはいけない。確かにその時は辛いが、上れば上るほど急加速で人生を駆け抜けることが可能なのである。辛い時を耐え抜き、成し遂げることは大きな意味を持つ。
学校での勉強も必要な時が来るだろう。今は意味を見い出せなくとも、ただ知っておくだけでも損はない気がしませんか。あなたが今現在学ぼうとしていることも同じかもしれませんよ。
◆これから訪れる運命への備えは、今からでもできる・・・