物事は概念で捉えるべし。それは考えて生きるのに大切なことなのである。ただ言われた通りの事をこなすだけの人や、教えられたことをそのまま繰り返すだけでは、能がないと言われてしまう。
■本質を捉えよ
日常で起こる様々な出来事の中に、目には見えない物事の本質がいくつも隠されている。人の行動の中には、何らかの意図や動機が見え隠れしており、事故や事件には、それを起こす要因が存在する。
ただ表向きの表情だけをみるなら簡単かもしれない。笑っていれば機嫌がいいし、怒っていれば機嫌が悪い。交通事故ならぶつけた人が悪い、窃盗事件なら盗んだ人が悪い。誰かの何かのせいにして終わられてしまえば、それで解決してしまう。
本当にそれでいいのだろうか。物事の本質を捉えているだろうか。なぜもっと追求して考えないのだろうか。メディアからの情報を鵜呑みにしたり、人の意見をそのまま受け入れたり、自分の考えを持たなかったりしてませんか。
いつでも全体像を掴み、裏側まで把握していないと、人は悪意を持って付け込んだり、騙すこともあります。守備的なこともありますが、攻めの場合にも戦略を練るなどの思考活動は必要なのです。その為にも物事は本質で捉えなければならない。
◆目的と手段の違いとは・・・