想像してみて下さい。これは物事を分かりやすくする為のイメージ作業です。全ての色を表現するには、「何色と何色と何色」があればいいでしょうか。答えは簡単に見付かるでしょう。ですがこの問題の答えが重要ではないことに気付いているでしょうか。
■三つに分けることの意味
色には三原色というのがあります。黄色、赤、青の3色の組み合わせで、全ての色を表現することができるといったものです。それは色だけのことではありません。自分と相手と第3者という3人称も視点や立場を3つに分けたものです。
音程も低中高の3バンドに分けることができます。酸性とアルカリ性そして中性。男と女とその間に存在する中性的な人もいますよね。人生でも3つに分ける方が都合のいいことは、たくさんあると思います。
この考えを持ってから3つに分けるクセがつきました。世の中の物事は大きく分ければ3つというのが、わかりやすくないですか。返事をするときにも肯定的な「Yes」と否定的な「No」を用いますが、そのどちらでもない排他的な「unknow」も必要だと思います。
3という数字は奇数の為に安定していません。それと同時に三角形という非常にバランスの取れた図を作ります。それがいろんな意味で物事を構成するのに適していると思います。ぜひ日常を三つに分けて見てみてください。
◆思考を3つに分けたら・・・