光があれば陰ができ、表があれば裏がある。作用するものがあるならば、それに対して同じだけの反作用もまた生まれる。それは反発かもしれないし、支払う対価なのかもしれない。つまりタダでは何も起こらないのだ。
■チャンスとリスク
普通の生活をしていて、ごく当たり前の日常の中でなら、大きな不幸や災難に遭うことはあまりないだろうが、大きなチャンスを探す人や、人と何か違うことを始める人は、それなりのリスクを負う。
求めるものの大きさに比例して、背負うものの大きさも大きくなるのだろう。望むこと願うこと求めることが大きければ、それだけ危険もやってくると言うのは常識と言えるのかもしれない。
もちろんリスクをまともに受けていたらダメージは大きい。その辺は回避するなり先手を打つなり、それなりの対応が必要になる。そして反発は常に悪いことだけではない。
反発や抵抗、逆境などの負の出来事も、時には必要なものなのである。自分に残された課題の解決に向かう糸口やきっかけになることもあるし、より良い方向へ導くベクトルを創る可能性も残されている。
◆常にバランスを保つ方向に力は働く・・・