物事の上達の近道は、間違いなく要素化とコア化を進めることだ。つまり基礎を徹底的に身につけ、全てを基礎の上に築くことである。どんなに複雑になってもコアがしっかりしていれば問題ない。
■最小単位
不規則の中にある、ある一定の法則。スポーツでも習い事でも、上手い人は共通しているものがある。教科書的な基礎基本に忠実な、無駄のない形がそこにはある。
伝統的なものには型があり、代々それを完全な形で伝えていく。歴史が長いほどそれは、寸分の狂いもない精密なコピーになる。それは全て基礎の上に成り立っているからであるに違いない。
基礎は始まりであり、そして最終的にたどり着く場所である。どんなことでも突き詰めていけば、基礎の限りない追求になる。確かなもの、変わらないものが残っていった結果だからだ。
基礎の一つ一つが要素に、そしてコアになる。それを中心に様々な形へ変化させることが、オリジナリティであり、そして素晴らしいものを創るベースとなる。基礎的な要素もコアもなければ、土台は崩れすべては崩壊してしまう。
◆全てはコアの組み合わせ・・・