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人材育成ブログ「エデュケーション」(基本原則と成功法則)

「企業は人なり」経営の神様こと松下幸之助さんが言った言葉です。人を育て伸ばすことが、会社にとって一番大切な財産を作ることにつながる。教育にもっと力を入れれば、成長力・競争力・顧客満足度に反映されると考えますが、何からはじめればいいかと言うのは、大きな課題です。とりあえず徹底した基本の考え方を植えつけることが第一歩ではないでしょうか。
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カルチャーの創造

地域に根付いた文化というのは、今も変わらずあるものだ。何月に何があって、どこどこの誰が何をするという風に昔から決まっているのだ。その中には上手くできた仕組みが隠れていることがある。そんないい文化をもっとたくさん創造していきたい。

■古き良き文化
文化というとかしこまった様式の行事だったり、地域のつまらない催し物を想像する人もいるだろう。特に若い人は、文化の定義も理解できていないままイメージばかりが先行する。

若い人たちを中心に文化を知らずに生きている人が多いと思う。地元に古くからいる人間や、地域に密着した活動をしていない限り、知る機会もなくその価値すらわからずに過ごしてしまう。

きっかけさえあれば文化の価値について知ることも理解することもできるが、教えられる人やその文化の本質を理解している人と、関わる機会そのものが減っているのも現代の環境だろう。

結果的には日本の文化が消えようとしている。古き良き文化は途絶え、いつしか消えてしまうのも目に見えるようだ。私にはそう感じる日本の現状をどうにかしたいと思っているのだが、想いというのはなかなか形にならないらしい。

このブログを読んでいる人が、少しでも文化について知りその価値を理解してもらえるのならそれで十分なのだが、その想いが私と一緒なら、その意志を何らかの形で示して欲しい。

その前にまず、私なりの文化に対する考え方と、その認識について知ってもらいたい。文化がどれほどの価値を持ち、自分の中にある認識とどれだけ違うのかを考えながら読んでもらえると幸いである。

■本来あるべき文化とは
文化の意味を辞書で調べると「集団の人間による、長年にわたって伝達・形成された、習慣や生活様式などの総体・体系的なもの」そのようなことが載っている。いわゆるカルチャーだが、その定義を噛み砕いてみよう。

一般的に言われる文化は、社会を形成する集団の人間によるもので、単独の人間の持つものは文化とは言われない。個人的なものも、長年の歴史があるのなら文化と呼んでも本来ならいいはずである。

長年にわたる形成・共有・伝承が行われるものが、文化と呼ばれるにふさわしい。短い期間で形成されるのは、文化の初期段階と言ってもいいが、後世に残る本物でなければ呼ばれる資格がないのである。

文化の形は様々だ。日常生活の慣習や習俗などに、それを作り出す全てのものを指すといってもいい。学校に行くのも日曜日に休むのも文化、夏祭りや花火、正月に餅つき、結納から結婚まで文化である。

文化をみんなに認められ受け入れられ残ってきた、素晴らしく価値のあるいいものだと感じているが、文化の全てがいいものという訳ではない。良くないこと、一部の人に受け入れられてきたこと、間違った方向へ進んでいったことが存在しているのである。

その違いを決める境界線も、正しさの方向性も明確に存在しないからこそ、人々は混乱し本来の古き良き文化を見失い、文化の保守と革命の日本を期待する。本来のあるべき姿を取り戻せば、その必要性も意義も見えてくるというのに・・・

■極論に走る過ち
いまの日本がどうなっているか、理解できている人は少ないだろう。特別な職業か専門家でもなければ知る術を持つはずもないが、マスコミに情報を操作され間違った認識を持つ人も多いだろう。

そんな自分の考えを持たない人の意見は二つに分かれるといって言い。「古き良き時代の文化が失われようとしている。もう一度日本の文化を見直しそれを守っていこう」と言う人。「時代はすごいスピードで変化している、それをいつまでも古い考えのまま守る必要もないのではないか。思い切って変えなければ何もならない」という人。

両者はそれぞれ対立した意見を持っているように思えるが、両者は正しいことを言い、大きな過ちを犯している。その違いがわからなければ、いくら建設的に話し合いをしたところで対立した意見は変わらず、いい方向へ進むことはないだろう。

なぜ失われようとしている文化を、そのまま残そうと変わらない方法をとるのか。なぜ変化の速い時代だからといって今までのやり方を捨ててしまうのか。両者が歩み寄ることをしなければ、文化は衰退と破壊の運命をたどる。

■文化の創造を教える
文化は今になって残っているもので、過去に創造されたものだ。時の流れの中で様々な工夫を加えられ、邪魔なものを削ぎ落とされて、進化し残ってきたものである。変わらずにと言われていても、変わってきたのである。

それを伝統だとか変えることができないだとか言って、時代の変化に対応してこなかったものは、人であっても物であっても失われてきた。変わらないために変わってきたものが今でも残っているのである。

文化は変えてはいけない訳ではない。その時代、その場所、その目的に応じて方法を変えていくもの一つの手段である。守るべき箇所は守り、残すべき箇所は残す。その上で変えていける箇所を、本来の価値を失わせることなく変えていけることが必要である。

それは今までのやり方を捨てるわけでも、ゼロから全てを作り直すことでもない。それこそ無駄であり、文化を失うことと同じである。変わることで失うのなら、きっと間違った方向へ進んでいる。変えることも守ることも同じくらい難しいことなのである。

古き良き文化を残していくことも大事だが、それを創造していくことももっと大事だ。今の文化だって過去の人が創造したものだと知ればそう感じるでしょう。人の為にできること、献血やドナー登録、募金、ボランティアこれも一種の文化じゃない?

身近な誰かに何かをしてあげること。されて嬉しかったことをしてあげること。その気持ちや価値観を広めていくことが、良き文化の創造につながると思う。なんでもいい、自分ができることをしてあげられる、そんな習慣を身に付けれれる文化をつくりたい。◆それを教えていける文化になればいい・・・

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HN:
tanaka
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非公開
職業:
IT関係
趣味:
フォトリーディング、株式投資、FXなど
自己紹介:
一般的な教育を受け、社会に出るも世の中の仕組みがよく理解できていない普通の会社員だったが、気づくこと・知ること・学ぶことで、人間誰しも成長し目標に向かって進むことができるのだと悟った。それから多くのことを本やインターネットを通じて学び、自分のやりたいことを見つけるヒントを得ることができた。今では経営やITなどについて学んでいる。

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