パソコンでプログラムを組んだことがあるだろうが。プログラムのソースには人が理解できるレベルで、ルールの決められた言語が書かれている。しかし機械はそれよりも単純なコードを組み合わせることで、複雑な動作をする。言葉で言うのは簡単でも、中で行われている処理は想像もできないくらい複雑である。
■人の処理能力
ロボットの指や手を、人間のように動かすための制御は、複雑なプログラムを組む必要があると思う。モーターの回転だけで走るラジコンとは比較できないくらい、制御の構造もプログラムも複雑になるだろう。
人というのも複雑な処理が行われているに違いない。間接一つ一つに細かな力を調節する制御を行うとしたら機械では可能かどうかわからない。その正確さや応用力は機械には真似できないだろう。
その動作を処理する能力に驚くべき可能性が秘められている。人間は更に進化することができるのだから、複雑な処理を強化することで、もっと優れた能力を発揮することができるのである。
動作の途中をとばして単純化したり、二つの別なもに分けたり、同時に実行できるようにしたり神経回路をつなぎなおすことが可能なんだろう。それによる動作は常識的なものを覆す。
◆意識を超えた身体能力・・・