自分らしさって何だろう。他人とは違う自分に気が付いたとき、人は自我に目覚めるという。自分という境界線を持ち、他人との間に壁を持つ。それは何を意味するのか。その答えの糸口はこちら・・・
■自分とは
自分自身に対して行う自分の行動とは、どんなものがあるだろうか。歯を磨く、顔を洗う、髪をきるなどの清潔を保つ行為や、興味のある本やテレビ、音楽、映画などを楽しむ行為、社会的に役に立つ行動や、自分を表現する趣味など、自分であるがゆえにすることは多い。
その行動の中には、自分がどう在りたいか、どういう人間なのか、どういう生き方をしたいのかが、しっかりと隠されている。綺麗で在りたい、カッコよく在りたい。お笑いが好き、ドラマのような話が好き、非現実的なことが好き。
ここでもインプットとプロセスとアウトプットが存在している。さてどれがどれなのかわかるだろうか。いつでもその関係はかわらない。自分の在り方、自分を知る行為、自分の存在を表す行為。
自分を知る行為、それは自分を受け入れるインプットといえる。そして自分の在り方とは、自分ならこんな時どうするかという自分の存在のプロセスであるといえる。最後に自分の存在を表す行為とは、どういう生き方をするのかということであり、アウトプットであると言えるのではないか。
◆どう在るべきなのか・・・