あなたが話をはじめる時、そこにはあなた以外の誰かがいることだろう。誰か聞き手がいるからこそ人は話をし、そして聞いてもらいたいと思う。誰も聞いていなければ話をやめ独り言かとつぶやくかもしれない・・・
■対話
人と話をするように自分自身とも話をすることがある。調子や気分はどうかと自分へ問いかけることや、大丈夫だ平気だと、自分に言い聞かせること。誰も答えてくれるはずなどないのに話しかけてしまう。
人は対話をすることで自分を知ることも評価をすることもできる。考えることで自分が何をして、どんな価値があるのかを判断できる。何かを感じることで、行動を変えたり、意識を持ったりできる。
対話は自分自身に新しい価値を与えてくれるものなのか。自分を変えようと思うのなら自分自身に話しかけてみることが近道なのか。もっとも親身になって話をしなければならない相手とは本当は自分自身ということなのか。
人は他人にどう思われるかを気にするが、本当は自分自身がどう思うかに関心があるのである。自分が正しいことをしているのか。間違いに気付きながらも方法を変えずにいるのか、そのことを気にするのは自分ということだ。
◆いつでも自分に正直でありたい・・・