私たちが見ている世界は、太陽の光によって明るさがあるからである。そしてその光は太陽から真っ直ぐ届くので、太陽に向いている地表に対して降り注ぐ。明るい時を昼間と言い、暗い時を夜と言う。
■人生の輝き、人生の闇
地球は自転をしている。それと同時に太陽の周りを公転している。その位置関係や、向きによって地球上の気温や天候などの環境は変化する。
人の運も周りの人との関係や、自分自身の状態によって上がったり下がったりする。晴天の青空のように全てが上手くいく時もあれば、強風吹き荒れる雷鳴と豪雨のような不運に見舞われることもある。
太陽の光のように大きく強い明るさを持つと、そこから生まれる影の大きさもまた巨大なものとなる。人の運も同じようなものなのだろうか。この上ない幸運が訪れたなら、信じられない不幸に出会うことになるのだろうか。
物事は逆である。大きな成功を掴んだ者の中には、大きな失敗や多大な不幸を重ねた人も少なくない。その逆境を乗り越えてこそ、真の明るさを太陽のような光を浴びることができるのである。
◆日陰の外には眩しい光が・・・