物事を詳しく調べようと思えば、過去の歴史を振り返るのが効率がいい。今までに誰かがやってきたことや、試したことを調べてみることで、自分がそれを経験するよりも多くのことを学べるからである。
■過去と未来
何か面白くないことが起こると、時間を遡って、あの時にこうしておけばよかったと後悔する人がいます。科学や工業が発達した現代でも、タイムマシンの開発には成功していませんから、過去を振り返って何かを変えることなんてできません。
それでも何度も同じ場面を思い出しては、こうしていたら今はもっとよかったはずだと、勝手な想像を膨らまします。過去へ戻ることなどもちろんできないし、未来がどうなるかはやっぱりわからないのです。
過去にこだわることは、無駄な議論の元になるだけでなく、未来の可能性もつぶしてしまいます。過去で失敗したことをいまも繰り返すような人は、少し後の未来でも同じことを口に出すでしょう。
過去にある可能性を求めるのではなく、過去から何かを学び、今にそれを活かすことで、未来の可能性を広げていくことが、自分にとって有益なことになると思います。過去は過ぎてしまった、しかしあなたには未来がある。
◆失敗から学ばなければ、また同じ言い訳を繰り返す・・・