過去三回「才能の開花」「人生設計」「資産形成」と、ピラミッドについて関連することを書いた。イメージをしやすいように構造について少し説明を加えよう。共通しているのは点と線で交わっているということだ。
■最も美しい形
私はピラミッドの三角が重なったような形が、合理的でとても美しく感じる。一つのものから二つの違うものへ、ただそれを続けていけば綺麗なピラミッドができる。三角が増えればピラミッドは大きくなるが、基本的な姿に変化はない。
人生だって資産だって才能だって基本的には、一つのことから始まって無限に広がっていっただけのような気がする。実際にそんな形を目にすることはないのかもしれないが、社会の構造などを連想するのはこの三角が多いのでは・・・
つまりどういうことなのか・・・少し説明を加えよう。ピラミッドは必ず頂点を一つだけ持つ。それは物事が一つの何かから始まり、いくつかの選択肢を持ったまま広がっていくということである。
人生においては、始まりとなる生まれてからの運命の全体像は、あらゆる可能性を考えれば無限に広がるピラミッドのようになるに違いない。一つ一つの分岐点は、その前後の過去や未来と線でつながっている。あと過去よりも未来の可能性は確実に広いということか・・・
◆初めは小さな一歩でも・・・