毎日違う人生、明日は違う課題が見付かり、明後日にはまた新しい何かが訪れる。それに対して一つ一つ最良の解決策を見つけていくことは、はっきり言うと時間の無駄だし、賢い方法ではない。
■たった一つの思いだけで・・・
物事にはよく見たり深く考えてみると、似ている部分や共通の部分があることに気付きます。それは私たちが普段やっている「グループ分け」にも反映しているのですから、否定することはできません。
連想ゲームでもリンゴは赤で、赤いものに郵便ポストがある、などと赤いもので区切っていますよね。色だけでなく、人なら苗字だったり、性別、年齢など分け方はたくさんあります。それでは課題はどうでしょうか。
今日も会社で怒られる、明日も会社で怒られる。その中にどんな課題が隠されていて、どんな共通点があるのでしょうか。ですが、同じ赤いものでもリンゴと郵便ポストは本当に同じグループなのでしょうか。
何かをグループ分けする場合に、間違った区切り方をしてしまうこともあります。ただ似ている、同じに見える、同じことだ、だからこうだ・・・こうやって頭ごなしになったり、柔軟になれなかったり、視野が狭くなってしまいます。
◆本当は物事の本質にあるのになぜ・・・