私たちはこの時代に生きている。生きている時間はこの宇宙や世界からは一瞬の出来事かもしれないが、生きていたという事実はいつまでも残すことができる。自分の存在が意味のあるものとしたいのなら今を生き、何かを残してみてはどうか・・・
■創作意欲
残すといえば形のあるものを前提として考えるかもしれない。創作と一言で言っても、特殊なものを制作したり、大きなものを建造することだけではない。形あるものを残す為に、お金を物に換えるというのも違います。
自分らしい生き方や、他人が真似をしたくなるようなアイデア、もう一つの創作活動とも言える精神的な創作です。誰もが持っている生活様式も時には、誰かが参考にする大切な情報になるのです。
自分らしい生き方とかアイデアを持っていなかったらどうすればいいのでしょうか。誰かのために何かを残すには、何が必要でどんな条件があるのでしょうか。何かを残すことが生きる意味になるのでしょうか。
重要なのは文化です。新しいものをゼロから造りだせと言っている訳ではない。残す為に変える必要はないのである。誰かから教わったものを、ただ伝えるだけでも十分なことである。だって過去の人は全てそうしてきたのでしょう・・・
◆形あるものはいつか・・・