日本語で単純な方式を標準にする。どんな学習や行動においても極自然に行われていることがこのシンプル・メソッド・スタンダード(simple・method・standard)です。簡単に言うと手抜きです。
■求められる頭脳
世の中には複雑で難しいことがたくさんあります。学校の試験や資格試験、人間関係から技術開発まで誰にでも理解できることは少ないように思えます。ある特定の分野に詳しい人を専門家と呼ぶように、難しいほど高度な能力を要求されます。
難しいのは色々な要素が組み合わさっているからで、一つ一つが理解できるならどんなに組み合わさっていても解けるが、一つでも理解できないと全体が複雑になる。日本語ならいくらでも話せるが、外国語は一つ混ざると混乱の種になる。
では、どんなことでも理解できるくらいシンプルにすれば理解はしやすくなるのではないか。単純にした方法や方式を用いれば誰にでも簡単になるのではないか。それを標準的に用いればどんな人にもどんな時でも容易に扱えるのではないか。
難しいことを難しく考えるからいけない。より簡単により単純に、そして誰にでも容易にそしてわかりやすくすることこそ必要なプロセスです。私たちは複雑になりすぎてしまったのかもしれない。だからこそシンプルに生きてみよう。
◆共通した原則があるから・・・