私たちは当たり前に話したり、それを聞いたり、それで思いついたり、時には行動を起こし何かしらの反応を示す。しかしその理屈は何かを知らずにいる。わからなくたって何も問題はないが、考えてみると世界が違った風に見えるだろう。
■思考プロセス
人と人はコミュニケーションをとることができるが、その時に相手の行動や意図を感じ、それに対してどのような行動をとるか考えることができる。話を聞きながらその情景を思い浮かべることもできるし、どういう意味か理解することもできる。疑問があれば聞き返すこともできるし、こちらから話すことも可能である。
その時、頭の中では複雑なプロセスが働いていることだろう。私には他人の頭の中は見ることも感じることもできないが、反応を見ながらある程度の予想を立てることくらいならできる。話を聞いているのかいないのか、理解しているのかいないのか、聞く気があるのかないのか、判断することはできる。
それはパソコンの動いている仕組みと似たようなもので、一定のプロセスがそこに存在するからだと思う。パソコンならエラー表示するように、人もわからなくなると不安そうな表情をするものだ。顔の表情は一つのインターフェースと言ってもいいのかもしれない。
パソコンの扱うデータ、内部処理、結果出力といったように人も話の内容、考え方、それに対する行動を示すのかもしれない。そういう風に考えながら人と話をしていると、相手が何を考えどうしようと思っているのか、わかる気がしますよ。
◆あなたにも人の心が手に取るようにわかる・・・