トランプなどを使ったカードゲームというのは、エースからキングまで13の数字と、ハート・スペード・ダイア・クラブの四つのマークが組み合わさった52枚とジョーカーを使い、様々なルールに従って行う。でも使うのはたった54枚のカードだけだ。
■組み合わせで無限へ
学校で習う国語や数学、理科、社会などは一見なんの関係もないように思える。漢字をたくさん書けるようになっても、それによって数学の成績が上がるわけではない。一つのことを学んでも、他のことには影響しない為、知識は点のように単体としての集まりでしかないのではないか。
パソコンのモニターである液晶ディスプレイも、最小単位で見れば小さなドットの集まりに過ぎない。しかしそれを数千から数万の集まりを一つと捉えると、それは絵になり、風景になる。
知識というのもたくさん集まれば絵のように風景のように、大きなものとして見えるのかもしれない。でもそれだけだろうか。私たちはもっと重要なことを見落としているに違いない。組み合わせ方によってもっと変化するのではないか。
単に知識はそれだけのものとして捉えるのではなく、もっと違う使い方、もっと違う組み合わせ方によって無限に変化を起こせる。液晶ディスプレイは絵だけではなく、動画も表現できるし、臨場感も与えてくれる。発想の転換が大事である。
◆あなたの知識は一枚の絵なのか、それとも・・・