スポーツでもゲームでもルールが存在するが、そのルールを無視して進めたときはゲーム性や面白さは失われ、何の為にルールを決めたのかを問いたくなる。どうしてルールが存在するのかを考えてみよう。
■実現する過程
世の中が自分の思い通りに何でもかんでも自由自在になるなら、どんなことをするだろうか。あなたが望むことを全て実現させるのだろうか。例えそんなことができたとしても、人はそれで満足などしない。
知識や技術を身に付け、能力やチカラを持つことは大切だ。言葉を話し読み書きを行って、数を数え計算をする。それによって日常の生活を円滑に進め、働きによっては報酬を得ることもできるし、その収入を使って何かを手に入れることも可能だ。
でもそれは何の為に必要なのか。知識を身に付けることが、技術を習得することが重要なのか。それとも何かを実行できるチカラが重要なのだろうか。いや違う、それらは生きるという目的の為の手段に過ぎない。
誰でも一つの手段・方法が絶対の条件だと思い込んでしまうことはよくあるが、行き詰った時や上手くいかないときこそ、それが一つの手段であって目的ではないかを、問うことが大切になる。それは絶対に必要だと思ったときこそである。
◆今一度問う。それは本当に必要か・・・